
- 西本 幸雄
- ぴあ
これぞホントの闘将
近年、闘将という言葉は星野仙一に使われている代名詞だが、本書を読むと星野仙一はまだまだ同じ闘将と呼ばれた西本幸雄とは差があることを感じさせられる。常に選手と誤魔化しなく向き合い、時には鉄拳も辞さなかった熱き名将である。しかし、鉄拳を浴びせながらも選手達からは敬まわれ続けたというのはやはり西本幸雄という男には「この人に着いていけばきっと俺たちを栄光へ導いてくれる」という信頼があったからだろう。残念ながら日本一にはなれなかった。そのせいで星野仙一と同等の評価しか得られてない印象がある。しかし、西本幸雄の門下生達はその後、球界(取分けパリーグ)に大きく貢献している。個人的にはセリーグの御大が川上哲治だとすれば、パリーグの御大は間違いなく西本幸雄であろう。最近は高齢の為か、テレビに出られることがなくなってしまったのは残念だが西本御大にはこれからもパリーグを厳しくも暖かく見守ってほしいものだ。
近鉄が消滅しても西本イズムは不滅
近鉄ファンとして、ぜひとも読んでおきたい書。近鉄で2連覇したことは知ってても、阪急のころのことはあまり知らなかったので、勉強になった。 西本さん本人より、弟子たちのコメントが多いのが気になった。近鉄は消滅しても西本イズムは指導者、選手の間に残っていくんだろうなと思った。
- 仰木 彬 パリーグ魂
- 金村 義明 / 世界文化社
- 栄光の敗者たち
- 佐野 正幸 / 長崎出版
- 私の履歴書―プロ野球伝説の名将 (日経ビジネス人文庫)
- 鶴岡 一人 / 西本 幸雄 / 稲尾 和久 / 川上 哲治 / 日本経済新聞出版社
- もうひとつの「江夏の21球」―1979年日本シリーズ、近鉄vs広島
- 佐野 正幸 / 主婦の友社
- 知将 上田利治
- デイリースポーツ元番記者 / 神戸新聞出版センター
- 昭和プロ野球を彩った「球場」物語 (宝島SUGOI文庫)
- 佐野 正幸 / 宝島社
- われらブレーブス人間―ドキュメント「阪急」から「オリックス」へ
- 大倉 徹也 / 田中 正恭 / 菁柿堂
- 南海ホークスがあったころ---野球ファンとパ・リーグの文化史 (河出文庫 な 26-1)
- 永井 良和 / 橋爪 紳也 / 河出書房新社
- 近鉄消滅 新生パリーグ誕生
- 佐野 正幸 / 長崎出版
- パ・リーグどん底時代―激動の昭和48年
- 佐野 正幸 / 長崎出版